詳細
抵抗体にあたるカーボンに特殊銀素材をミックスすることで、過去CTS社製ポットの最大の課題であるボリューム0時の“音もれ”をなくしました。この音もれという現象は、ポット内部の残留抵抗が大きいがために起こりますが、「CUSTOM CTS POT」は通常で平均20Ω程度あった残留抵抗を4Ω以下に抑えております。シャフトには、音質アップの効果が確認されているソリッド・ブラスを採用、またボトム部は50's Gibsonに見られる“フラット・バック・スタイル”を取り入れております。トルクについても内部グリスの変更により、適度な重さにセット致しました。Custom CTS Potentiometer
CTS社のポットはフェンダーやギブソンに純正採用されていることからもわかるように、高い信頼性を持っています。しかしCTSではギターのためだけにポットを製造しているわけではないので、標準品ではギターのボリュームとして使用した場合に、絞り切ってもわずかに音が漏れてしまうという現象が多発しました。これを解決するために日本側から抵抗体の仕様を指定して製作されているのがこの製品です。絞り切った時の音漏れはもちろん、フルテン時の信号ロスも最小限に抑えられています。(株式会社ラムトリックカンパニー 取締役社長・竹田 豊氏)