詳細
Tube MP Studio V3は、Tube MPマイクプリアンプを元に、VUメーター、リミッターそして、V3回路を搭載したモデルです。これにより、ボーカルマイクのみならず、ギター、ベース、キーボードに合わせたセッティングも簡単に得られます。V3回路(Variable Valve Voicing)
V3回路は、入力音源に合わせて、最適な特性が得られる回路です。ボーカル、ギター、ベース、キーボード、パーカッション等、様々な入力ソースに対し16種類のプリセットが用意されています。これらは、プロのエンジニアによってプリセットされています。ツマミを回すだけで、簡単にプロのサウンドを得られます。
チューブプリアンプ部
12AX7真空管を使用しています。トータルの最大ゲインは70dBあり、どんなマイクにでも対応できます。入出力は平衡XLR、不平衡1/4"フォーンを装備。出力はXLRとフォーンを同時に出力可能です。コントロールは、インプットコントロール、アウトプットコントロール、+20dBゲインスイッチ、+48Vファントム電源スイッチ、フェイズスイッチです。インプットゲインは、+20dBゲインスイッチにより、+6~+40dB、または+26~+60dBになります。クリッピングを表示するLEDは、信号が過大入力になると緑から赤に変わります。
OPL回路
リミッターは、出力ピーク信号を正確にコントロールするART独自の"OPL"アウトプットプロテクションリミッターです。OPL回路は出力レベルをコントロールし、ハードディスクレコーダーなど、次に接続する機器を入力オーバーによるクリップから保護します。
VUメーター
VUメーターは出力レベルをモニターするだけではなく、OPL回路の動作状況も反映します。例えば、メーターがレッドゾーンまで振れている場合でも、OPL回路がONのとき、メーターはOPL回路によってアッテネートされたレベルを示すため、実際にはレッドゾーンまで針が振れることはありません。
●特長
●V3回路
●OPL 出力保護リミッター
●楽器を直接入力可能なハイインピーダンス入力
●厳選した真空管12AX7使用
●VUメーター搭載
●ファントム電源搭載
●位相反転スイッチ