詳細
長期的な練習計画で、独学でもジャズ・ギターの基礎をしっかり習得できる!ジャズを自由に弾けるようになるには、長い年月が必要です。例えば、"コード・トーンを弾く"とか、"メジャー・スケールを弾く"といった基礎的な演奏でも、本来ならば長い時間をかけて練習し、反射的に弾けるようになるまで習得しなければ、ジャズの即興演奏では対応することができません。この本では、ひとつひとつの項目を着実に進めていき、最終的には、数曲のレパートリーを身につけ、ジャム・セッションに参加することができるようになることを目指します。ジャズのネックになる音楽理論も、指板を使って丁寧に解説されていますので、理論書などが苦手な人にもお薦め。これからの3年間で、ジャズは一生楽しめる財産となるでしょう。
【CONTENTS】
◎ジャズの演奏について知ろう
◎指板上の音名を覚えよう!
◎ジャズで使われる基本コード・フォームを覚えよう!
◎コード・トーン・ハーモナイズで多彩なボイシングを覚えよう!
◎コードの成り立ちについて知ろう
◎ダイアトニック・コードについて知ろう
◎メジャー・スケールでアドリブを弾こう
◎オルタード・フレーズを弾いてみよう
◎コード・トーンを弾いてみよう
◎もっとコード・トーンを追求してみよう
◎モード・スケールを弾いてみよう
◎曲を分析しよう──1 ダイアトニック・コード編
◎曲を分析しよう──2 ノンダイアトニック・コード編
◎フレーズを覚えて実践で使ってみよう
◎テンション・コードの正しい覚え方と押さえ方
◎実践的な"コンピング"を学ぼう
◎イントロ&エンディングを作ってみよう
◎実際の曲に挑戦しよう
◎ジャム・セッションに参加してみよう
【収録曲】
・Autumn Leaves
・I'll Close My Eyes
・All Of Me
・Now's The Time
著者プロフィール
宇田 大志(うだ たいし)
1986年9月21日生まれ。岐阜県各務原市出身。A型。14才からギターを始め、20才頃プロを目指し上京。音楽専門学校で基礎から学び直し、同時にブラック・ミュージックに興味を持ち始める。卒業後はJAZZに転向し、宮之上貴昭氏に師事。現在までに大坂昌彦氏、山口真文氏、日野JINO賢二氏、金子雄太氏、井上智氏など数多くのミュージシャンとセッション共演を経験する。第32回浅草ジャズコンテスト、ソロプレイヤー部門金賞受賞。2015年GIBSON JAZZ GUITAR CONTEST準グランプリ。