詳細
ワンパターンなレッスンにお悩みのピアノ講師必読!こどもと過ごすレッスン時間をさらに充実させ、ピアノ講師として今よりもステップアップしたい方必読の指導メソッド本が登場です。
初級レベルのうちに身につけるべき指や腕の動かし方、楽譜からいろいろな要素を読み取れるようになるための教え方、中上級レベルで求められるテクニック・表現力を伸ばすためのアプローチなど、レッスン内でこどもとコミュニケーションを深めながら実践できるトレーニングを紹介。
こどもを取り巻く環境が変わった現代ならではの傾向も解説しながら、幼少期〜小学生までの様々な発達段階・演奏レベルに柔軟に対応できる上達法をレクチャーします。
講師の広い視野をフルに活かした魅力的なレッスンで、音楽を心から楽しめる感性豊かなピアニストを育てていきましょう!
【CONTENTS】
PART-1 フォームの向上を目指すために
1 指が寝てしまうフォームを改善しよう
2 指が開かないこどもへのアプローチ法
3 指の力の入れ具合をどう伝えるか
4 指をバタバタさせて弾いてしまいがちな子への対応
5 手の甲の高さは指の動きの要になる
6 手首の動きをしなやかにするために
7 腕や肩の脱力は大きなテーマ!
8 薬指と小指の弱さをカバーする
9 ヒジのかたちがフォーム全体をかたちづくる
10 左手がうまく使えない子が増えている
11 鍵盤に置く指の位置を覚えられない子の場合
12 手元ばかり見てしまう子の場合
13 スムーズなペダルの動きのために
14 姿勢がすぐに崩れてしまう子にどの程度こだわる?
PART-2 楽譜とのつきあい方とリズム感覚の育て方
1 こどもを譜読み嫌いにしないために
2 鍵盤の位置を覚えられないのはなぜ?
3 指づかいについての捉え方
4 効率的に暗譜できるように導くには
5 和音の響きを感じることと感性
6 初見演奏はテクニックの向上が期待できる
7 リズムが取れないこどもが増えている!!
8 休符についての考え方
9 付点リズムや連符は想像以上に難しい
10 右手と左手のリズムが異なる場合、理屈だけでは解決できない
11 演奏にブレスを入れるとリズムが取りやすくなる
12 リズムを体感するためにアンサンブルを楽しもう
13 同じリズムでも音楽によって世界観を考えて演奏する
PART-3 表現や音を意識できる子を育てていこう
1 音を考えて弾くことの大切さを伝えよう
2 “いい音”で演奏をするために
3 強弱の感覚を教えるには?
4 テンポについての考え方を変えてみよう
5 スラーやスタッカートの意味と弾き方を教える
6 装飾音の考え方が難しい?
7 トリルをきれいに入れられるようにしたい
8 手と身体の小ささをカバーするためには(連続オクターヴ)
9 手と身体の小ささをカバーするためには(跳躍)
10 手と身体の小ささをカバーするためには(アルペジオ)
11 和音がしっかり弾けるともっと良い演奏になる
12 伴奏向きの弾き方を教えたい
13 時代や音楽様式を伝える目的