詳細
一生つきあえるボリュームと内容です!!敷居が高く、正確な情報が少ないアコースティック・ブルース(カントリー・ブルース)の世界。気軽に手を出せないジャンルですよね。そこで本書は次のような工夫をしました。
・1:コンパクトなサイズにまとめた小曲集として掲載。これにより、覚えやすさ、反復練習のしやすさ、技術やフレーズの習得時間の短縮が可能となりました。
・2:著者は、ルーツ・ミュージック研究家、ギタリストの打田十紀夫。現在、考えられる世界最高峰の情報とクオリティに仕上がっています。
なお、本書は『アコースティック・ギター・マガジン』誌の看板連載を1冊にまとめたものです。連載期間は約22年。本書は、膨大な時間をかけて制作した作品と言えるでしょう。
また、小曲集なので、手軽にレパートリーを増やしたいギタリストにも最適です。さらに、教則的な面もあるので、技術習得、フレーズ・ストックを増やすために使用する方法もあります。ロバート・ジョンソン他、数々の偉大なブールマンのプレイが気軽に学べます! 意欲的なギタリストは、ぜひお手元に!!
【CONTENTS】
<Disc 1(33曲収録)>
通常の6弦アコースティック・ギターを用いたフィンガーピッキング・ブルースを収録しています。
親指の独立とフィンガーピッキング
プレイ・キーの特性とバリエーション展開
グルーヴィでディープなデルタ・サウンド
シンコペーションが命のラグタイム・ブルース
伝説的ブルースマンのユニークなアプローチ
メロディを組み入れたロバート・ジョンソン
カーター・ファミリー・アプローチでブルースを
コンテンポラリー・アイディアの活用
ハイストラング効果を活用したブルース
<Disc 2(29曲収録)>
12弦ギター、リソネーター・ギターを用いたボトルネック・スライド・ナンバー、さらにはギター2本によるデュオ曲を収録 。
12弦ギターが活きるフィンガーピッキング・ブルース
スライド・ギター:オープンDとその派生
スライド・ギター:オープンG
スライド・ギター:オープンC
スライド・ギター:レギュラー&ドロップDでトライ!
"1+1=3"のアコースティック・ブルース・デュオ
著者プロフィール
打田 十紀夫(うちだ ときお)
ブルース&ラグタイムを得意とするフィンガースタイル・ギタリストとして、全国を回ってのソロ・コンサートのほか、海外の世界的ギタリスト達とも共演。 CDやDVD、教則本などアコースティック・ギター関連作品を多数発表、メディアで高い評価を受ける。2007年にステファン・グロスマンとのデュエット CD「Bermuda Triangle EXit」が米国でリリースされ、2008年には欧米ツアーを開催。TABLtd.も主宰するなど幅広い活動を続けている。