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ジャズ史に残る偉人の名作を使いわかりやすく解説ジャズ・ピアノ学習者のバイブル!
世界的名著「 ザ・ジャズ・セオリー」を執筆したマーク・レヴィンが、ジャズ・ピアニストに必要な音楽知識とスキルに特化してまとめた教本です。ジャズ・ピアノならではの奏法や音楽理論について、中級?上級レベルまでの内容を幅広く解説しています。
ジャズの歴史上欠かせない名曲の数々を具体例にあげ、背景や歴史を含めて解説しているので、音楽理論と実践が結びつき、飽きることなく学習できます。またスタイルの解説では、ジャズの初期から現在に至るまでに活躍した多くのピアニストに加えて、ジョン・コルトレーン、ジョー・ヘンダーソン、ウェイン・ショーター、チャーリー・パーカーなど、ピアノ以外の重要なジャズ・ミュージシャンについても解説。ピアノ以外の楽器演奏者にもハーモニーを理解する手がかりとして使用できます。
本書を理解するには、ト音記号とヘ音記号の両方での読譜、メジャースケールと調号の知識、そして音程(インターヴァル)とコードの基本的な知識が必要となります。
本書の主な内容
インターヴァルとトライアドの概説
メジャー・スケールとII-V-I進行
3ノート・ヴォイシング
susとフリジアン・コード
3ノート・ヴォイシングへの音の追加
トライトーン・サブスティテューション
レフトハンド・ヴォイシング
レフトハンド・ヴォイシングの変化する音
スケールの理論
スケールの使い方
スケールの練習
So Whatコード
4thコード
アッパー・ストラクチャー
ペンタトニック・スケール
ヴォイシング、ヴォイシング、そしてヴォイシング
ストライド・ピアノとBud Powellヴォイシング
4ノート・スケール
ブロック・コード
サルサとラテン・ジャズ
コンピング
未解決事項
練習、練習、そして練習
リスニング
Appendix
著者 Mark Levine (マーク・レヴィン) について
Concord Jazzのレコーディング・アーティストであり、自分のトリオおよびその他多くのバンドのサイドマンとして、サンフランシスコのジャズ・シーンで活躍しています。現在The San Francisco Conservatory of Music、Mills College両校の教授を務め、またJamey Aebersold、The Stanford Jazz Workshop、Jazz Camp West、およびベルギーのBruggeにおけるJazz Studio Campなどのサマー・ジャズ・キャンプで講師を務めています。