詳細
ソナチネから学べることの多さに驚愕!古典派の大作曲家ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの名曲ソナタへの導入として、ピアノ学習者であれば必ずといっていいほど学ぶ、ソナチネ。そんな教育的作品の名曲を集めた「ソナチネアルバム」は、19世紀から世界中で使用されている教本だ。親しみやすい曲が多く「奏法」の学習にとても適した教本だが、同アルバムで学ぶべきものは、それだけではない。ソナタの演奏に不可欠な曲の「形式」「和声」「調性」「拍節」などの知識や感覚はソナチネ(=小規模なソナタ)で習得しておかなければならない。
本書ではそれらを、著名演奏家からの信頼も厚い実力派ピアニスト佐藤卓史が伝授! さらに、弾きづらい箇所の練習方法や曲や作曲家にまつわる豆知識など、他の作品で応用できる指導アイデアも多数紹介。雑誌『ムジカノーヴァ』人気連載に曲を追加し加筆再構成したピアノ指導者、学習者必携の1冊!
目次
はじめに
ソナチネを学ぶ前に
◆クーラウ ソナチネ Op.20-1
◆クーラウ ソナチネ Op.55-1
◆クーラウ ソナチネ Op.55-2
◆クーラウ ソナチネ Op.55-3
◆クレメンティ ソナチネ Op.36-1
◆クレメンティ ソナチネ Op.36-3
◆クレメンティ ソナチネ Op.36-4
◆クレメンティ ソナチネ Op.36-6
◆ドゥシーク ソナチネ Op.20-1
◆クーラウ ソナチネ Op.88-2
◆伝ベートーヴェン ソナチネ Anh.5-1
◆伝ベートーヴェン ソナチネ Anh.5-2
◆ディアベリ ソナチネ Op.151-1
◆ディアベリ ソナチネ Op.151-3
あとがき